Page 390 - 2018MIWAカタログ
P. 390
場所による非常錠の選定方法
当社では想定される設置場所によって、解錠操作の異なる2タイプの
非常錠をご用意しています。
非常錠を選定される場合には、各地域の火災予防条例に従って錠前をお選びください。ただし、非常錠の決定
は各現場ごとの消防計画により、総合的な見地より判断される場合もありますので、必ず所轄の消防署予防課
担当官に事前に確認していただくようお願い申し上げます。
プッシュオープンバー 病院・公共施設・空港・商業施設など大型施設の非常口
緊急時の操作方法を全く知らない利用者が集まる施設/避難時に大勢が殺到する恐れのある非常口
写真はプッシュオープンバー ostARK(オストアーク)
U9APBT50Sー2型 新製品
パニック時を想定した〈プッシュオープンバー〉なら、バーを押すだけのワンアクションで
解錠・開扉。安全な緊急避難が可能です。
■海外では広く普及しているプッシュオープンバー
場所による
非常錠の 国内ではまだ非常錠が主流ですが、海外では利用者が一定
選定方法 数を越える大規模施設には、災害時のパニックを想定して
プッシュオープンバーの設置が義務づけられています。 ※
年々増加している外国人観光客にとっては、プッシュオープ
ンバーが一般的といえます。2020年の東京オリンピックに
備え、誰でも簡単に操作できるプッシュオープンバーの設置
を お す す め し ま す 。
※国や州によって法規は様々です。
■緊急時にパニックになっても開扉可能なバーを採用
日常的に使用しているレバーハンドルでも、パニックをおこ
すと操作できなくなることがあります。プッシュオープンバー
ならバーを押すだけのワンアクションで扉を解錠・開扉する
ことができます。
バーは扉幅に近い寸法があるため、非常口の前に大勢が押し
寄せて扉に身体を押し付けられた場合や、暗闇の中でも、
身体でプッシュオープンバーを押すことで扉を開くことがで
きます。
バーを押すだけ
緊急避難時のイメージ
390