Page 447 - MIWA総合カタログby株式会社MAJI

■外形図・切欠図：P462参照 ■価格表：P94参照

プッシュプル錠

PPL SERIES

大臣認定の防火戸にはラッチ付の錠が最適です。

1. 大臣認定の防火戸とは 4. 美和ロックの防火戸関連製品

防火区画に開口部を設ける場合には、特定防火設備（旧甲種
防火戸）の使用が義務付けられています。特定防火設備は建 （1） プッシュプル錠
設省告示第1369号に定める構造方法を用いる防火戸の他に PPLシリーズ P444〜P446
仕様ごとに個別に試験し国土交通大臣の認定を受けたもの
ホテルの宴会場や会議室、框ドア
（大臣認定）が使用できるようになっています。
などにご使用いただけるラッチ
付きのプッシュプルタイプのグ
2. 大臣認定の認定試験について
リップハンドル錠です。
（1） 建設省告示第1125号（甲種防火戸の試験方法）が廃止 このプッシュプル錠は株式会社
され、ISOの国際規格に準拠した試験方法になりまし ユニオン様との共同開発の製品
た。試験は耐火標準加熱曲線に沿って加熱され、1時間 です。
当該加熱面以外の面に火炎を出さないことが求められ PPLT3053A型
ます。

（2） 試験は通常、戸を閉めデットボルトを掛けない状態で
行われます。従って現状ではラッチのないものは火炎
（2） 自動フラッシュボルト
の内圧で戸が開いて危険なため、ラッチを掛けた状態
AFB02型 P496
で試験を行うことが望ましいと言えます。
両開き扉の子扉に取り付けます。
3. ホテル等の宴会場や会議場の扉 自動フランス落しとも呼ばれて
おり、親扉を開扉すると子扉が
ホテルなどの施設で宴会場や会議場などに大臣認定の防火戸
開扉可能な状態になります。また
を使用するケースが増えています。使用する錠前は一般のラ
親扉を閉めると子扉も自動的に
ッチ付きのケースロックであれば全く問題ありません。しか
上下がロックされます。
し、デザイン性の高いグリップハンドルを使用する場合は
ラッチ付きのプッシュプル錠であることが必要となります。
また両開き扉の場合は、自動フラッシュボルトや閉鎖順位調
整器の取付けも義務付けられました。

上部ユニット
AFB02ーU型 PPL
デッドボルト部

下部ユニット
AFB02ーD型
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